キムラ化学の強みstrength

製品要件に応じた適切な素材と高度な成型技術

樹脂製品の原料はすべて同じと思われがちですが、製品の形状や用途に応じてさまざまな材質を使い分ける必要があります。当然、それぞれの材料の扱いは異なるので豊富な経験と知識が必要とされます。PE(ポリエチレン)ひとつをとっても高密度(HDPE)と低密度(LDPE)で用途や目的が異なります。また、成型後に地図を貼り付ける必要のある地球儀の場合は、貼り付け作業に適したPSHI(高衝撃性ポリスチレン)が材料として使用されます。
これらの各種材料を職人の技術と知識で正確に成型することによって当社製品の品質が保証されています。


ブロー成型による樹脂製品製造

当社は、ポリタンクやジャバラホースという比較的一般的な樹脂成型製品に加えて、各種農機具用の多種多様な部品を製造していますが、同じブロー成型技術を活用して地球儀の製造といった分野も手掛けています。
100~300個単位の小ロットでの受注から最大数千個までの規模まで、お客さまからのさまざまなご要望に品質重視の姿勢で真摯に対応しています。
また豊富な経験を積んだ職人の熟練の技術に加え、最新のブロー成型機などを順次導入し、デジタル技術との融合にも積極的に力を入れており、さらなる品質管理の向上とスピード対応を目指しています。


樹脂製品二次加工

当社が製造する製品のバリエーションは決して広いとは言えませんが、確実な成型技術に加えて、ブロー成型後にお客様の仕さまに合わせたきめの細かい二次加工を施して出荷できることが当社の強みです。
成型によって生じるバリ取りだけでなく、熟練の技術者がお客さまのニーズに応じてインサートや穴開けなどの細かい要件の二次加工に対応するので、特殊な農機具用部品であっても納品後に即組立が可能な状態で製品をご利用いただくことが可能です。